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WORKS

ラジオ関西「サンデーモーニングルーティーン日曜は夏子の集い」Sticker

ラジオ関西「サンデーモーニングルーティーン日曜は夏子の集い」Sticker

[ OTHERS ]

Art Direction
Client: ラジオ関西

BROOKLYN BREWERY BEL AIR SOUR COLLABORATION ART

BROOKLYN BREWERY BEL AIR SOUR COLLABORATION ART

[ OTHERS ]

BROOKLYN BREWERY BEL AIR SOUR × MARGOTH
Paint
Client: The Brooklyn Brewery Japan

TAKAGIRL 2020 Visual

TAKAGIRL 2020 Visual

[ OTHERS ]

Creative Direction, Art Direction, Design
Client: FUKUOKA SoftBank HAWKS CORP.

TAKAGIRL 2020 Movie

[ OTHERS ]

Creative Direction, Art Direction
Client: FUKUOKA SoftBank HAWKS CORP.

TAKAGIRL 2020 Uniform Web Voting Visual

TAKAGIRL 2020 Uniform Web Voting Visual

[ OTHERS ]

Creative Direction, Art Direction, Design
Client: FUKUOKA SoftBank HAWKS CORP.

TAKAGIRL 2020 Uniform Web Voting Visual

TAKAGIRL 2020 Uniform Web Voting Visual

[ OTHERS ]

Creative Direction, Art Direction, Design
Client: FUKUOKA SoftBank HAWKS CORP.

SUPAGURU LIVING Package

SUPAGURU LIVING Package

[ OTHERS ]

Art Direction, Design
Client: SuperGroupies

Kyary Pamyu Pamyu「きゃりーぱみゅぱみゅが巡る、日が沈む聖地出雲」Web

Kyary Pamyu Pamyu「きゃりーぱみゅぱみゅが巡る、日が沈む聖地出雲」Web

[ OTHERS ]

Art Direction, Design
Client: 島根観光振興課

Webはこちらからご覧いただけます

She magazine 連載「私とわたしとワタシ「私と夏」vol. 02_02」

She magazine 連載「私とわたしとワタシ「私と夏」vol. 02_02」

[ OTHERS ]

Design
Client: She magazine


私とわたしとワタシ「私と夏」vol. 02_02

誰もいない梅雨開けの浜辺。
そっと腰掛け、静かに波の音と対峙する。
ぼんやりとした空を写し込んだ海を白波が縁取るように ただ寄せては返し、寄せては返し。
(一体どれくらいここにいたんだろう?)

ふわり風をまとう、軽快なスカートを大胆に揺らしながら歩く。
太陽の光を重ねたような赤が、雨を含んだ海に映える。
少し先に進んだって、景色は変わらない。
この瞬間を目に焼き付けておきたい衝動にかれているだけ。

自然の移ろいを転写したようなイエローのワンピース。
サンセットとのコントラストが、心の雲かすみを取り払う。
(夏は、思ったよりもすぐ側にいた…)
波の煌めきを閉じ込めた強気なネイルが、私の中のわたしを呼び覚ます。

She magazine 連載「私とわたしとワタシ「私と夏」vol. 02_01」

She magazine 連載「私とわたしとワタシ「私と夏」vol. 02_01」

[ OTHERS ]

Design
Client: She magazine


私とわたしとワタシ「私と夏」vol. 02_01

せっかくの休日なのに、なんたる誤算。
カーテン越しに、窓から差し込む光に起こされる朝。
窓の外を見てみると、昨夜降った雨がコンクリートをしっとりと濡らしていた。
雨は光を吸収して一際輝く。私は誘われるように外に飛び出した。

窓越しに見た世界とはまるで別世界。
まるで蒸し風呂に押し込められているみたい。
けれど、なぜだが足がグングンと前へ進む。
私は、おいていかれないように必死にくらいつく。
誰もいないバス停でベンチに腰掛け、1 人そっと目を閉じた。

小走りで家へ戻る。
家につくなりクローゼットをひっかきまわし、再びバス停へ急ぐ。
そこから当てもなくバスに乗り込んだ。
(なんで私ここにいるんだろう...?夏、嫌いだったじゃん...)
自分の中のもう 1 人の自分に、手を引かれるようにして、歩く。

(ソフトクリームなんて何年ぶりだろう...?)
今日は、私が私じゃないみたい。
海が見えて、足取りが軽くなる。雨の余韻を含んだ、しっとりとした海。
気づけば「ふふふんっ」と小さく口ずさんでいた。

She magazine 連載「私とわたしとワタシ「私と花」vol. 01_02」

She magazine 連載「私とわたしとワタシ「私と花」vol. 01_02」

[ OTHERS ]

Design
Client: She magazine


私とわたしとワタシ「私と花」vol. 01_02

花はじっくり鑑賞するものではない、感じるもの。
花は空間に一体化し、それは私にとって「いつもの風景」になる。
1人は好きだけれど、独りは好きじゃない。
そんな気持ちさえも包み込む「花」という存在。

ヴィヴィッドな赤リップをふいに飛び込ませる。
強さの中にやさしさを秘めた、二面性のあるカラー。
まるで私の心と共鳴し合っているような気がして、なんだか笑いがこみ上げて来た!

天使のようで、女神のよう。儚いようで、情熱的。
花とシンクロしたような彼女の日々。
陽だまりのようなオレンジ色をまとったラナンキュラスが、光のヴェールの中で花開いた。

She magazine 連載「私とわたしとワタシ「私と花」vol. 01_01」

She magazine 連載「私とわたしとワタシ「私と花」vol. 01_01」

[ OTHERS ]

Design
Client: She magazine


私とわたしとワタシ「私と花」vol. 01_01

色とりどりの花を買った。
昨日の私はとっても浮かれポンチだったに違いない。
美しい花を飾るには、花瓶なんてなくたってじゅうぶん。
だって、花はそこに存在していることに意味があるのだから。

太陽の光と白いシーツ、そして花。
これ以上にない用意周到な朝。
それだけで幸せな魔法にかかった気持ちになれる。
澄んだ空の色をした小さく咲く花と、赤いペディキュアのコントラストが寝ぼけ眼な私を高揚させる。

隣にはラナンキュラスのつぼみを添えて、紅茶、読書、たまにデイジー。
すっかり上機嫌な私は、花と遊んでみる。
ちょっぴり無造作なヘアにのせたデイジーは私が知らない私を見透かしているよう。

LaQua 8th Anniversary Visual

LaQua 8th Anniversary Visual

[ OTHERS ]

Design, Illustration
Client: TOKYO DOME CORPORATION

Art Direction: Akira Sumi(antenna graphic base)